秋が近づいてまいりました。
金曜日, 10月 29th, 2021こんにちは特養です。施設敷地内の桜の葉も少し黄色くなって秋の装いの準備に入っているようです。
季節の変わり目で、昼夜の寒暖差がある為、入所者様方のこまめな衣服の着脱や室温調整で少しでも快適に過ごして頂けるよう、日々スタッフ一同頑張っております。
世間でも秋の味覚特売チラシや、街中ではハロウィンの飾りやハロウィンにちなんだ売り物などをよく目にします。
さて、このハロウィンというのは、いつの間にか世間で普通にお祝いの日になっている気がするのですが、私だけでしょうか?
先日、入所者様からも「最近ハロウィンってよく聞くけど何の日なん?」と聞かれ、アメリカからきたお祭りの日やよ。と答えていましたが、
少し気になって調べてみると、その昔、紀元前5世紀ごろの古代ケルトでは11月1日に歴が変わり、10月31日は年の変わり目、
すなわち日本でいう大晦日にあたる祝祭日だったそうです。現在のようになったのは19世紀後半に移民と共にアメリカに伝わり、
収穫豊穣と悪魔祓いとして祈願し、悪魔や魔女が祖先の霊に便乗してやってくると信じられており、身を守る為、仮面を被ったり、
悪霊や魔女の恰好をして仲間に見せかけたりしていたのが仮装の始まりだそうです。今では、なごりはあるものの形式も変わり
子供たちも参加できる楽しい祝祭日として日本でも定着し、入所者様たちからもやっと認識されつつあるハロウィンなのです。