食中毒に気をつけましょう
こんにちは。栄養課です。7月に入りいよいよ夏本番ですね。脱水症予防のためにしっかりと水分を補給するようにしましょう。
これからの季節、食中毒が増加します。そのため、今回はこの場をお借りして代表的な食虫毒とその原因食品、食中毒予防の3原則の2点について簡単にお話ししたいと思います。
まず、食虫毒の原因には「細菌」と「ウイルス」があります。夏に多発するのは細菌性の食中毒であり、O-157、カンピロバクター、サルモネラ等がその代表です。(O-157は様々な食品から見つかっていますが、食肉の加熱不足による感染が多いです。カンピロバクターは、鶏肉に関連する食品やその加熱不足による感染が指摘されています。サルモネラは、その原因食品が卵であることが多いです。)
次に食中毒予防の3原則です。
①つけない
調理前、生肉及び生魚等を取り扱う前後、食事につく前には必ず手を洗いましょう。また、生肉・生魚を切ったまな板等の調理器具から生野菜へ菌が付着しないよう調理器具を清潔に保ちましょう。
②ふやさない
食品についた細菌を増やさないために食品をなるべく低温で保存しましょう。そうすることで菌の増殖を抑制することができます。ただし、冷蔵庫の過信は禁物です。調理済み食品は早めに食べるようにしましょう。
③やっつける
菌は熱に弱いことが多いので、中心部までしっかり加熱することが重要となります。加熱不足にならないようにしましょう。
以上が食中毒予防の3原則であり、食中毒予防の基本となります。これらを守り、しっかりと食中毒を予防していきましょう!!