ツバメのバトン

こんにちは、居宅です。

 

ケアマネージャーというお仕事をさせていただいているので、月の半分以上は自転車に乗って、ご利用者さまの自宅、役所窓口、サービス事業所さんへと走り回っています。

 

その分、外の景色、気候の変化などに気づくことも多く、思わず誰かに話したくなるような発見に出くわすこともあります。

そのような、思わず誰かに、「聞いて、聞いて、」と小さい子が感じるような衝動に突き動かされるままにこのブログに綴っていきたいと思います。

みなさん、わがままな子の親になったつもりで、包容力(忍耐?)をもってお読みくださいませ。

 先日、訪問させていただいたご自宅の並びの軒下でツバメの巣を見つけました。

可愛い雛たちが、大きな口を空けて親鳥から餌をもらう姿は微笑ましいものです。

1日に何百回と、腹ペコの雛たちに餌を運び、カラスなどの外敵から雛を守り、

巣の中にした雛のウンチまで小まめに巣のそとに掃き捨て面倒をみる、そんな親鳥の愛情いっぱいに育てられた雛が、成鳥になり、同じようにして雛を育てる。命と愛情のバトンが代々受け継がれていく。

 昨今、人間界では親が子どもを虐待する事件が後を絶ちません。ツバメと人間、昔から身近に共存してきた両者ですが、果たして人間様は大事なバトンをいつ、どこで落としてしまったのでしょう?

ツバメの愛情いっぱいのバトン、そこに、しかと見つけました。