気づき
こんにちは。居宅介護支援事業所です。
すっかり春めいた気候になり暖かくなりましたね。
私ごとですが2週間ほど前になりますが四国で一人暮らしをしている父が足を骨折しました。
入院を嫌がり自宅へ帰ったのはいいんですが、トイレへ行くのも松葉杖で痛みをこらえながらやっとの状態。
報告を受けた私は、すぐに帰省することも考えましたが、コロナ禍で蔓延防止が出ているため断念しました。
幸い、近くに住んでいる父の姉が数日手伝いに来てくれることになり、急場をしのぐことができました。
骨折と聞いて私はすぐに認定を受けてヘルパーさんに来てもらったら?と
提案もしました。これくらいで、と自分で何でもやろうとする父は認定を受けることを拒否しました。
近くにいたら手伝うこともできたのにと何度も思いましたが、今、骨折しながらも買物へ行ったり家事をしたり
自分でなんでもやっている父を見て私が近くにいて手伝っていたら、何もできない父になっていたのではないかと
思うようになり今は、これで良かったのかなと思えるようになりました。
今回のことはケアマネとしてとても貴重な体験でした。
何かあった時、すべてのことを助けることが本当に良いことなのか?改めて考えるきっかけとなりました。
ケアプランを立てる際にご本人様やご家族様の意向を聴くのはもちろんですが、
ご利用者様がサービスをうまく活用し自立に向けて生活できるよう必要なサービスを提案することも
大切だと改めて気づくことができました。
今後もご利用者様とご家族様に寄り添いながら、より良いサービスをご提案できるよう努力し続けたいと思います。