*講演会*
こんにちは、南センターです。
まだまだジメジメした日が続きますね。
さて、7月12日(木)昨年NHK番組のドキュメンタリーで放映された
冨岡廣志さん、妻・節子さんご夫婦揃って、
当センターにお迎えしました。
講演のテーマは「認知症の妻と明るく元気に明るくいきいきと」。
はじめに、NHK番組で放送された日常生活の一部をご紹介し、
その後、二人仲良く手を繋いでご来場されました。
講師の冨岡廣志さんはアルツハイマー型認知症の奥様と
明るく元気に、笑顔のある介護を続けておられ
節子さんと、毎日仲良し体操、腹筋20回、キャッチボールなど
ご夫婦で健康体作りに生き生きとしていました。
奥様が認知症になる前から 金剛登山を続けて35年
登り始めたころ夫婦ふたりで一万回を目指そうと約束し、その目標に向かって
認知症の症状が進んでも続け、昨年6月に一万回を達成\(~o~)/
今では1万350回を達成してるそうです。
頂上でしている懸垂の写真を見せてくれました。
講師、廣志さんは「老老介護」を「朗々介護」と前向きに(^o^)考えていらっしゃいます
介護の10か条をご紹介します。
①怒らない
②急がさない
③否定しない
④同じことを聞かれても100回丁寧に答える
⑤一人にしない
⑥常に優しく話かける
⑦地域社会によく知って貰い協力を得る
⑧出来ることは何でもやってもらう
⑨有酸素運動をし 昼夜逆転、徘徊防止、排便の促進に役立てる
最後に節子(奥様)が居るから私の幸せが有るのだと
常に感謝の気持ちで接する。
本当に相手を思いやり、ひとりの人間として愛情を感じさせられました。
辛いと感じられる認知症介護について、ご自分の経験をもとに
前向きに楽しめる介護ができることを
私たちや参加された利用者さんに教えて下さいました。
冨岡さん これからも二人仲良く金剛登山頑張って下さいね。
本当に心が生かされたお話をありがとうございました。
職員一同