このアーカイブは '栄養課' のものです

11月の栄養課

月曜日, 11月 28th, 2022

今年も残すところ約1カ月となりましたが、

いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。

八田荘では、11月20日に感染症の感染対策をしっかりと

行ったうえで、2年半ぶりに昼食のお楽しみバイキングを

実施しました。

久しぶりだったので、入所者の皆さんはとても楽しみにして下さり、

当日も、食べたいものをご自身で選んで食べていただきました。

おかわりをたくさんしている笑顔の入所者の方を見ていると、

職員も大変うれしく思いました。

普段は決まった内容と量の食事ですが、ご自身で選んで

食べられることは大切なことなので、来年度以降も、

引き続き、バイキングができるようにしたいです。

 

大きなお皿をトレイに載せてスタートします。

ごはんものは巻き寿司と炊き込みごはんでしたが、

巻き寿司は一度に6個食べられる方がいらっしゃるほど人気でした。

 

茶碗蒸しやお蕎麦、グラタン、唐揚げなど入所者さんに

人気のあるメニューばかりが並んでいます。

デザートはロールケーキでした。小倉あんがアクセントになっています。

入所者の皆さんが食堂を出られるときは、お腹いっぱいになった、

次はいつやるの?とニコニコと話をされていて、

職員も一緒に楽しい時間を過ごせました。

また入所者の皆さんに楽しんでいただけるような

イベントをしていきたいと思っています。


10月の栄養課

月曜日, 10月 31st, 2022

朝晩は少し肌寒い季節になりましたが

いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。

皆さん、みかんはよく食べられますか。

みかんが売られているのを見ると、

もうそんな季節かなと思ってしまいます。

そんなみかんの旬は12月ごろから始まり、3月ごろまで

続き、生産量は和歌山県が多く、続いて愛媛県、

静岡県の順です。

温暖な気候と水はけのよい傾斜地などの

立地条件で甘味と酸味のバランスの良い、

美味しいみかんが育つそうで、和歌山県は良い条件が

そろっているそうです。

温州みかんを購入される時は、産地も重要ですが、

扁平形(ペタッとしてあまり高さのない形)で、

重量感のあるものが果汁が多く甘いとされています。

また、へたの切り口が小さいみかんは

細い枝についていたもので成長が遅く、じっくりと時間をかけて

成熟するため甘味が強いことが多いです。

同じ木から収穫したものが並んでいるとは限りませんが、

なるべく小さいものを選ぶのがいいかもしれませんね。

皮の色は濃い方がいいですが、へたの色は皮の色と違い、

濃い緑色よりも少し枯れて黄緑色になっているもののほうが

熟成度が高いと言われているので、参考にしてみてください。

みかんに多く含まれているビタミンCは風邪予防や肌荒れに効果が

あると言われています。この時期は特に季節の変わり目で、乾燥した

空気になり、風邪になりやすいので、旬の美味しい時期に

みかんをたくさん食べて、健康に冬を乗り切りたいですね。

 


8月の栄養課

月曜日, 8月 29th, 2022

朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたが、

いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。

今月は、季節の果物としてピオーネが出ました。

大粒でとても甘いピオーネは大変人気で入所者の皆さんにとても

喜んでいただきました。

ピオーネの誕生は50年ほど前で巨峰と、マスカットの一種である

カノンホールという品種をあわせて生まれたぶどうです。

糖度が高くて香りがよく、適度な酸味で濃厚な味わいが

特徴で、大きなものは一粒20gにもなり、食味・見た目ともに

たいへん優れています。

粒が大きくて、全体的に色が濃いものが美味しく、そのうえ

皮に白い粉(ブルーム)がついているものは鮮度がいいと

言われているので、見た目で分かりやすく、

美味しいものが見つかりやすいです。

ピオーネだけでなく、一般的なブドウの皮には眼精疲労や

活性酸素の除去に効果があるとされてる

アントシアニンが多く含まれています。

アントシアニンを豊富に摂取すると視力回復の効果があるだけでなく、

悪玉コレステロールの発生・増殖を防ぎ、

サラサラの血液を作ってくれます。

旬は7月後半から10月ごろまで続くので、皆さんもぜひ美味しいそうな

ピオーネを選んで食べてみてくださいね。

 


7月の栄養課

月曜日, 7月 25th, 2022

夜になっても気温が下がらず寝苦しい日が続ていますが、

体調など崩されていませんでしょうか。栄養課です。

栄養課では、毎月季節の食事をお出ししています。

7月23日は土用の丑の日でした。

1年に1回のうなぎは入所者の方も楽しみにされていて、

何日も前からうなぎの話をされていました。

土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは

江戸時代に平賀源内がつくった「うなぎ屋の広告」が

きっかけという説が有名で、その内容は、

丑の日に「う」のつくものを食べると夏バテしない

という風習を上手く利用し、うなぎ屋の広告にしたところ、

うなぎ屋が繁盛したというものです。

うなぎには、ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、

カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲン

などの栄養素が豊富に含まれているので、夏バテにも

効果があります。

うなぎを食べて、まだまだ暑い夏を元気に過ごしましょう。

 

 


6月の栄養課

月曜日, 6月 27th, 2022

梅雨に入り、温度・湿度共に高い日が続いていますが、

いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。

6月の誕生日会は、押し寿司といなり寿司の盛り合わせが

メインの献立でした。

お寿司の量は多めでしたが、入所者の方は残さず食べて、

美味しかったよと話してくれました。

具材と酢飯を一緒に型に入れて押し固めるお寿司のことを

押し寿司と言い、郷土料理のひとつとして食べられています。

山口県の岩国寿司も押し寿司のひとつで、酢飯と、

具材を並べて何層にも重ねて作り、ケーキのような見た目が

とても贅沢なお寿司です。

また大阪の「バッテラ」は、さばを使った押し寿司の一種で、

酢飯のうえに、酢でしめたさば、その上に薄い昆布が重ねてあるのが

特徴です。

長崎県では、大村寿司と呼ばれる押し寿司があります。

錦糸卵が、一番上にのっていて、色どりがきれいな押し寿司です。

駅弁で有名な富山のマス寿司は丸い形に作られていて、

切り方もケーキのように放射線状に切り分けていただきます。

お寿司といえば、生の魚がのった握り寿司をイメージしますが、

押し寿司もお寿司のひとつで、お祝いごとなどで

ふるまわれてきました。

八田荘でも、誕生日会のお祝いで皆さんに喜んでもらえました。


5月の栄養課

月曜日, 5月 30th, 2022

日中は暑さが増して、少し動くだけでも汗ばむ季節となりましたが、

いかがお過ごしですか?

栄養課です。

栄養課では毎月、行事食を入所者の皆さんにお出ししています。

5月2日の八十八夜は抹茶ババロア、

5月5日の子どもの日は蒸して柔らかくしたかしわ餅などを

食べていただきました。

また、毎年5月と11月にはバイキングを実施していますが、今年も

去年に引き続き中止となり、楽しみにしているご入所者さんから、

「次はやろうね」と声をかけていただいてます。

11月は職員一同協力し、感染対策をしっかりしたうえで、

バイキングを復活させたいと思っています!!

写真は、5月22日にバイキングの代わりにお出しした、

八田荘ランチプレートです。

1週間ほど前から食堂前にポスターを掲示していると、

「グラタンが好きやなあ。」、「唐揚げをいっぱいにしといて。」

など、楽しみにされているご様子でした。

当日は、人気のあるメニューがたくさんあったので、

「お腹いっぱいになったわ。」「夕ご飯食べれるかな。」と

皆さん笑顔いっぱいにお話ししてくれました。

11月はバイキングを復活させて、皆さんに喜んでもらえるよう

職員一同協力していきたいと思っています。


4月の栄養課

月曜日, 4月 25th, 2022

木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりました。

いかがお過ごしですか?栄養課です。

栄養課では毎月、入所者の皆さんに季節のお食事を

お出ししています。

4月は毎年、盛大にお花見会を開催していますが、去年に引き続き

外部の方は招待せずに、お花見弁当を食べていただきました。

 

いつもの食堂も、提灯の飾りつけと、音楽をかけて

お花見気分になりました。

 

お花見は奈良時代に中国から伝わり、

元々、梅の花を観賞するものだったようですが、

平安時代に入り、日本独自の文化が発展するとともに、

花と言えば、梅より桜が好まれるようになりました。

江戸時代になると、庶民もお花見を楽しむようになり、

現在のような、桜を見ながらお酒を飲むスタイルが

主流になったと言われています。

また、お花見の食べ物と言えば、花見団子がありますが、

お団子の色にも意味があり、ピンクは「春」の桜、白は「冬」の雪、

緑はよもぎで「夏」の予兆を示唆します。「秋」がないので、

「飽きがこない」とされ、紅白で縁起が良く、緑が邪気を

祓ってくれるとめでたい席に重宝されました。

桜を見ながら、お酒を飲んで、お団子を頂くようなお花見が

一日でも早くできるようになればいいですね。


3月の栄養課

月曜日, 3月 28th, 2022

日ごとに暖かくなり、すっかり春らしい陽気になりましたが、

いかがお過ごしでしょうか?栄養課です。

3月3日のひな祭りはちらし寿司と、

ひし形の三色ゼリーをお出ししました。

八田荘では毎年、立派なひな人形を飾りますが、

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、

残念ながら、飾ることができませんでした。

当日の食事を見て、「今日はひな祭りやね。」と

入所者さんどうしで話しておられ、少しでもひな祭りの

気分を楽しんでもらえたようでした。

春は新生活が始まる季節である一方、体と心に

不調を感じる人が増えるといわれています。

体がだるかったり、やる気が出ない時は、

1日3食きちんと食べれているかや、バランスよく食べれているかなど、

自分の食事内容を見直してみるいい機会なので、試してみてください。


2月の栄養課

月曜日, 2月 28th, 2022

朝夕の寒暖差はあるものの日中は過ごしやすく、

春の訪れを感じる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

栄養課です。

栄養課では毎月、季節の行事食をお出ししています。

2月3日の節分は、巻きずし・いわしの竜田揚げ

いんげんのお浸し・すまし汁を昼食に頂きました。

いわしの竜田揚げはとても柔らかく入所者さんも

食べやすくて美味しかったとお話されていました。

細巻きは切らずにお出ししてまるかぶりしてもらいました。

節分とは立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを意味していましたが、

いつの間にか2月の立春の前日のを節分と呼ぶようになりました。

古くは立春を1年の始まりとしたため、節分は大晦日と

同じように考えられるようになったといわれています。

豆まきの行事は、大晦日に疫病などをもたらす悪い鬼を追い払い、

新年に福を迎えようという儀式でした。

では、なぜ節分に巻きずしを食べるようになったのでしょうか?

この風習の由来は諸説ありますが”巻く”ということから”福を

巻き込む””切らずに食べる”ことから”縁を切らない”という意味が

込められているという説が有力です。

巻きずしを食べる風習は大阪の船場で節分に、前年の災いを払い

新しい年の幸運を祈る一種の厄払いとして、商売繁盛・無病息災

家内安全を願ったのが始まりと言われています。


1月の栄養課

月曜日, 1月 31st, 2022

毎朝、布団から出るのがつらい季節になりましたが、

皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

栄養課です。

年末年始の行事食を紹介します。

年越しそば 12月31日

 

 

 

 

 

 

 

お正月料理 1月1日】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お正月料理 1月2日】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お正月料理 1月3日】

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に1月も終わり、

明日から2月になります。

先日の1月20日は1年で最も寒い大寒でした。

大寒とは、もともと中国の季節の呼び名で、

日本語で言えば、冬のことです。

なので、大寒は1日で終わりではなく、

今年は2月2日まで続き、

2月3日は、節分で季節の分かれ目とされています。

翌日の2月4日は立春で、暦のうえでは、

春ということになりますが、

毎年節分を過ぎても、寒い日が続きますので、

体調を崩さないようにしたいですね。