6月の栄養課

梅雨に入り、温度・湿度共に高い日が続いていますが、

いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。

6月の誕生日会は、押し寿司といなり寿司の盛り合わせが

メインの献立でした。

お寿司の量は多めでしたが、入所者の方は残さず食べて、

美味しかったよと話してくれました。

具材と酢飯を一緒に型に入れて押し固めるお寿司のことを

押し寿司と言い、郷土料理のひとつとして食べられています。

山口県の岩国寿司も押し寿司のひとつで、酢飯と、

具材を並べて何層にも重ねて作り、ケーキのような見た目が

とても贅沢なお寿司です。

また大阪の「バッテラ」は、さばを使った押し寿司の一種で、

酢飯のうえに、酢でしめたさば、その上に薄い昆布が重ねてあるのが

特徴です。

長崎県では、大村寿司と呼ばれる押し寿司があります。

錦糸卵が、一番上にのっていて、色どりがきれいな押し寿司です。

駅弁で有名な富山のマス寿司は丸い形に作られていて、

切り方もケーキのように放射線状に切り分けていただきます。

お寿司といえば、生の魚がのった握り寿司をイメージしますが、

押し寿司もお寿司のひとつで、お祝いごとなどで

ふるまわれてきました。

八田荘でも、誕生日会のお祝いで皆さんに喜んでもらえました。