10月の栄養課
朝晩は少し肌寒い季節になりましたが
いかがお過ごしでしょうか。栄養課です。
皆さん、みかんはよく食べられますか。
みかんが売られているのを見ると、
もうそんな季節かなと思ってしまいます。
そんなみかんの旬は12月ごろから始まり、3月ごろまで
続き、生産量は和歌山県が多く、続いて愛媛県、
静岡県の順です。
温暖な気候と水はけのよい傾斜地などの
立地条件で甘味と酸味のバランスの良い、
美味しいみかんが育つそうで、和歌山県は良い条件が
そろっているそうです。
温州みかんを購入される時は、産地も重要ですが、
扁平形(ペタッとしてあまり高さのない形)で、
重量感のあるものが果汁が多く甘いとされています。
また、へたの切り口が小さいみかんは
細い枝についていたもので成長が遅く、じっくりと時間をかけて
成熟するため甘味が強いことが多いです。
同じ木から収穫したものが並んでいるとは限りませんが、
なるべく小さいものを選ぶのがいいかもしれませんね。
皮の色は濃い方がいいですが、へたの色は皮の色と違い、
濃い緑色よりも少し枯れて黄緑色になっているもののほうが
熟成度が高いと言われているので、参考にしてみてください。
みかんに多く含まれているビタミンCは風邪予防や肌荒れに効果が
あると言われています。この時期は特に季節の変わり目で、乾燥した
空気になり、風邪になりやすいので、旬の美味しい時期に
みかんをたくさん食べて、健康に冬を乗り切りたいですね。