健康寿命
高齢化が叫ばれる昨今、今回は寿命について考えたいと思います。
寿命には、平均寿命と健康寿命があります。
平均寿命とは「0歳における平均余命」、健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されていますが、要するに前者は単純に国民の死亡年齢の統計的な平均値を取ったもので、後者は介護などの必要が無く、自力で自立して生活できる期間を指します。
日本の場合、平均寿命と健康寿命の差は、男性では約9年、女性では約12年あります。
この平均寿命と健康寿命の差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。
日本は世界有数の長寿国になりましたが、この差を縮め不健康な期間を無くすことが、本人にとっても社会にとっても非常に大切になってきます。
そして、その為に日常の身体的な運動・活動が重要な要素の一つとなっています。
八田荘ではコロナ終息後、朝のラジオ体操が再開され、レクリエーションの一環として、ガーデニングが行われています。
それぞれが、何か目標を持って意欲的に日常生活を送る事が大切です。