11月 20th, 2023
年も押し迫り、また慌ただしい時期に入ってきました。
八田荘では、入所者様が住まわれている居住棟で、年末恒例の大掃除が始まっています。
さて、皆様も、年の暮れに行われる「針供養」と言う行事をご存知だと思います。
この行事は、折れたり、曲がったり、錆びたりすることで使えなくなった縫い針を寺社に納め、針を供養し、裁縫の上達を祈る行事です。
通常、供養する針は、豆腐やコンニャク等柔らかい物に刺しますが、これはそれまで硬い生地に糸をと通してきた針を、最後は柔らかい所で休んで成仏して欲しいと言う労いの意味が込められているそうです。
この行事は、自然発生的に生じた単なる民間行事のように見えますが、本来は我が国の神道の伝統とも深い関係があり、12月8日と2月8日に行われる日本の年中行事の「事八日(ことようか)」の日に行われます。
「事八日」は、神道においては神事や祭事であることから、神様を迎える為に慎みを持って過ごす日とされ、「針仕事を休むべき」と考えられていた為、この日に針供養をするようになったようです。
核家族化が進み、女性の社会進出も一般的になってきた現在、自宅でわざわざ裁縫をする人が少なくなっているため、世代によってはなじみのない行事になってきましたが、八田荘に住まわれているような古い世代のご老人にとっては、この行事は良く知られたなじみの深い行事の様です。
以上、支援員でした。
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11月 13th, 2023
こんにちは。
朝夕が冷え込む一方で、日中は汗ばむほどの陽気が続いています。
入所者様も外出時は暖かな恰好でお出かけされますが、お帰りの際には上着を脱がれていたり、汗をかいたと笑顔でお話してくださります。
これから段々と寒暖差も無くなり、寒さも厳しくなるかと思います。
そんな中、11月23日は勤労感謝の日となっています。
勤労を尊び、出産を祝い、国民が互いに感謝しあう事を趣旨とした祝日です。
古くは、その年の収穫物を成果として神々に捧げ、自らも食する祭日が、形を変え現在の勤労感謝の日となったそうです。
また、令和になってから天皇誕生日が2月となったので、1年で最後の祝日となります。
クリスマスソングを聞く機会も増え、12月に入ればいよいよ年末です。
身体も心も疲労が溜まりやすい頃ですので、貴重な祝日にしっかりと自分を労り、体調を崩さぬよう気をつけましょう。
以上、相談員でした。
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10月 30th, 2023
ようやく朝夕の気温が下がり、
過ごしやすい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
栄養課です。
秋にも春と同じような花粉症があるのをご存じですか。
秋に花粉症の原因となるのは、ブタクサ、ヨモギなどの
草の花粉です。
いずれの植物も住宅街やオフィス街など身近な場所に
自生していて、スギやヒノキのように遠くまで
飛ぶことはなく、飛距離は数メートル程度ですが、
知らずに近づくと花粉を浴びてしまい、症状が出ます。
花粉症は食べ物とも関連が強く、花粉症の人が野菜や果物を
食べたあと口の中にかゆみがでたり、
唇が腫れたりすることがあります。
原因となる植物と食べ物の関係もそれぞれ違いがあり、
秋に花粉が飛ぶブタクサはメロンやスイカ、バナナ、キュウリなど、
春に花粉が飛ぶスギはトマトに反応することがあります。
加熱できるものは加熱すると症状が軽減されることが
ありますが、加熱できないものはできるだけ口にしないのが
予防になるといわれています。
今や国民病ともいわれている花粉症ですが、
食べ物にも注意が必要ですね。
栄養課 |
10月 23rd, 2023
こんにちは! 支援員です。
朝晩涼しくなり、日中も過ごしやすい季節になりましたね。
散歩するのも、とても気持ち良いです。
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋ですが、夏の暑い間、食欲が
なかった方も、そろそろ食欲出てきてませんか?
今回は秋に、ちなんだ物を入所者様が作って下さったので紹介
させて頂きますね。
秋らしい紅葉があって、フクロウが「可愛い」と思いました。
ハロウィンの作品です。
楽しそうでワクワクします。
こちらは入所者様の居室に訪室させて頂いた時に、入所者様が見せて
くださいました。
「可愛い」と思い、おもわず写真を撮らせて頂きました。
こちらは、なんと鶴の小物いれになっているのです。
皆様、素敵な秋を過ごしてくださいね。
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10月 16th, 2023
こんにちは医務室です。暑かった夏も過ぎ朝、晩やっと秋を感じるこの頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、お風邪等引かれていませんか。
【布団から起床、転倒を防ぐ工夫】
高齢になると筋力の低下等から転びやすくなります。床に寝ている人は起床時に注意が必要です。寝た状態から立ち上がるのは動作が大きくバランスを崩しやすいので、少しずつ体を起こす事が大事です。起きた直後は筋肉が硬く、血流も低下しています。目が覚めていても体は動く準備が出来ておらず転びやすいそうです。安全に起き上がる為お勧めなのがストレッチです。布団から出る前に、仰向けの状態で伸びをする、左右に体をひねる、グーパーをする様に手を握って開くといった運動を5分程度繰り返しましょう。
季節の変わり目、寒暖の差が大きく血行不良等調子を崩しやすいのでゆっくり、落ち着いて起床する習慣を身に付けてください。
秋を通り越して雪のニュースもチラホラ聞く様になったこの頃です。お体ご自愛下さい。
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10月 4th, 2023
日本では、月見と言えば、昔から「十五夜の月見」が一般的ですが、十五夜以外にも月見を楽しむ日があるのをご存知でしょうか?
十五夜の事を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と言いますが、十五夜の約一か月後(旧暦の9月13日)に巡って来る月の事を「十三夜(じゅうさんや)」と言い、別名を「後の名月(のちのめいげつ)」と言います。
十五夜は平安時代(794年~1185年)頃に中国から日本に伝わった風習ですが、十三夜は日本固有の風習です。そういう意味では日本の伝統そのものと言えます。
その起源については諸説ありますが、平安時代に醍醐天皇が、月見の宴を催し、詩歌を楽しんだのが始まりではないかと言う説が代表的です。
十三夜も十五夜と同じように月見団子をお供えします。それ以外にも、栗や大豆、かぼちゃ、ジャガイモ、大根。レンコンなど秋に収穫された野菜や秋の七草をお供えします。
「十三夜に曇りなし」と言う言葉があります。
十五夜の頃はまだ残暑があり、雨が多くてスッキリしない夜空が多いですが、十三夜の頃は涼しくなって空気も澄んでいるので、月がより美しく見えるようです。
今年の十三夜は、10月27日となります。八田荘は、小高い丘の上にあるので、天気のいい日は建物から空をぐるっと見回す事が出来ます。皆さんも、十三夜は、一刻、秋の空を見上げ、日本古来の風情や趣に心を馳せてみてはどうでしょうか?
以上、支援員からでした。
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9月 25th, 2023
こんにちは。皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
まだまだお昼は暑い日がありますが、朝や夕方以降は涼しくなり、
過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。
とはいえ、寒暖差が大きくなってきているので、
油断すると体調を壊しやすくなってきますね。
皆様、毎日元気にお過ごしくださいね。
さて、涼しい時間帯が増えてきたので、
「スポーツの秋」の名の通り、運動しやすくなってきました。
コロナ禍を経て、ウォーキングやランニングが
趣味として取り上げられてますね!!
週3回程度、20分以上のウォーキングでも健康維持に繋がります。
運動を生活習慣に取り入れることで、
・高血圧等の生活習慣病の予防
・うつ病などの予防
・体の痛みの予防
etc…
いいこと尽くめです。
冬に向けて、体調を崩さない体力づくりを頑張りたいところです。
皆様、この秋に体力をしっかりつけて、
厳しい冬をひょいと乗り越えましょう!!
以上、事務員からでした。
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9月 11th, 2023
みなさん、お元気ですか(^_-)-☆
今年の十五夜は、9月29日です(毎年、日付が違うってご存じでしたか?)。
十五夜に月を愛でる風習は、なんと、平安時代からあったそうです(^^♪
そんな古来から、月を眺めてお酒を飲んだり、
船の上で歌や音楽を楽しんでいたなんて、素敵だと思いませんか。
月にうさぎがいたと想像するところも、心の豊かさのように感じます(^_-)-☆
現在社会はストレス社会ともいわれています。
それほど、ストレスに悩む人が多いのです。(´;ω;`)
残念ながらストレスをなくすことはできませんが、ストレスと上手く付き合うことが大切です。
ストレスを自覚し、コントロールする方法をみつけることができれば、
更に充実した生活になるのではないでしょうか☆彡☆彡
皆さんも、お月見をしながら、
自分の楽しみやストレス解消法について、振り返ってみてはいかがでしょうか。
今日も素敵な一日になりますように・・・☆彡☆彡
相談員でした~☆彡☆彡☆彡
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8月 28th, 2023
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
栄養課です。
先週の水曜日8月23日は二十四節気のひとつである
処暑でした。
処暑とは、厳しい暑さの峠を越した頃のことで、
朝夕には涼しい風が吹き、
心地よい虫の声が聞こえてくるとされています。
暦の上では処暑を過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続くので
体調を崩さないようにしたいですね。
八田荘では8月12日に納涼祭を実施しました。
7月中旬から、入所者の皆さんと一緒に作った
提灯や、風鈴が施設内に飾られていき、
お祭りが近づいている雰囲気になっていきました。
当日は昼食後から、準備が始まり、
食堂からたこ焼きや、焼きそばのいい香りが
ロビーまで広がってきていて、入所者の方からも
「たこ焼きも焼きそばも食べれるよね。」
「やきとりは何本食べれるの。」
など、楽しみにしておられました。
納涼祭の時間が近づくにつれ、食堂に入所者の方が
集まって来られ、いよいよスタートです。
食堂内にはお祭りの音楽が流れ、楽しい時間を
過ごしていただきました。
まだ、新型コロナ流行以前と同じようには
できませんでしたが、「美味しかったよ」
「お腹いっぱい」など喜んで頂きました。
来年以降も、楽しんでもらえるよう企画を
していきたいと思います。
栄養課 |
8月 21st, 2023
こんにちは、支援員です。
秋といえば、月がキレイに見える季節。中でも「十五夜」は特に月が美しく見えます。では十五夜とはいつのことでしょうか?
十五夜は”中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)”とも呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があります。
では「秋の真ん中」とはいつでしょうか。
かつて使われていた旧暦では、下記のように季節が決まっていました。
春:1月~3月
夏:4月~6月
秋:7月~9月
冬:10月~12月
ということは、秋の真ん中は8月ですね。
さらに8月の真ん中、15日ごろが”中秋の名月”です。
現在の新暦は旧暦と1~2か月のずれがあるため、「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」を十五夜としています。
2023年の十五夜は、9月29日(金)です。
ちょうど夜は涼しく、空が澄んでいるころですね。
日本では太古の昔から月を神聖視していました。
十五夜ではありませんが、縄文時代には月を愛でる風習があったといわれます。
十五夜の月見が盛んになったのは、平安時代。
貞観年間(859~877年)ごろに中国から伝わり、貴族の間に広まりました。
月を見ながら酒を酌み交わし、船の上で詩歌や管弦に親しむ風流な催しだったそうです。
貴族たちは空を見上げて月を眺めるのではなく、水面や盃の酒に映った月を愛でました。
庶民も広く十五夜を楽しむようになったのは、江戸時代に入ってからだといわれます。
貴族のようにただ月を眺めるのではなく、収穫祭や初穂祭の意味合いが大きかったようです。十五夜のころは稲が育ち、間もなく収穫が始まる時期。無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもありました。
地域によって違いはありますが、お月見にはお供えをするのが決まりです。
お供えには1つひとつに意味があります。一部を紹介します。
ススキ
ススキは秋の七草の1つ。
白い尾花が稲穂に似ている、魔除けになるという理由で供えるようになりました。
月見団子
丸い団子を月に見立て、感謝の気持ちを表わすそうです。
農作物
里芋、栗、枝豆など収穫されたばかりの農作物を供え、豊作に感謝していたようです。
秋の夜長にお月見をしてみるのも素敵ですよね。
入所者様も夜空を眺め、思いを馳せられることと思います。
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